題名のない音楽会 振ってみまSHOW!③後 6/1

TV朝日 日曜午前9:00~9:30
「題名のない音楽会」

以前にもやった、
<振ってみまSHOW!あなたの夢かなえます>
第3弾(後編)。

高校の吹奏楽部で学生指揮者をやっているという彼登場。
ブラ4の4楽章を振る。ちょっと硬いがなかなか安定していてよい。
ちゃんとブラ4の音楽になっていた。
佐渡氏も「ほ~っ」という表情で見入っていましたね。
学指揮やってればこのくらいは振れるようになりますね。
こういう人って一杯いるんでしょうね。

大柴亨様という男性登場。どっからどう見てもルー大柴だが、
「ルーさんでしょ?」(佐渡氏)
「・・・いえ・・・大柴亨です」
本名で出るあたりがいい。新世界の4楽章冒頭を振る。
しかも掛け声入りだ(笑)。
でも小学校の頃から音楽鑑賞の授業が大好きだったそうだ。
音楽好きな人って多いんですね。

同じ高校生で、女の子が登場。ベト7の1楽章。
踊るような指揮だが、なんと明るい表情で楽しそうに振るのだろう。
心洗われるようだった。

75歳の男性登場。大学オケをやっていた、と古い写真が出る。
同志社大学交響楽団と看板に書いてある。名門ですね。。
こういう世代で学生時代からオケをやっていたなんてハイカラです。
田園の5楽章を振る。最初緊張からか手が少し震えていたが、曲が始まると、これまたとてもいい表情でとても楽しそう。なかなか堂々としている。
しわしわ(失礼)のお顔だが実に味があって楽しそうな表情。
きっとこれまでの長い人生、楽しいことやそうでないことも沢山通り越しての境地なんだろうな、と思わせられる。

最後、46歳、航空宇宙開発機構(?)の人。チャイ4の1楽章。
この人もアマチュアオケでずっとやっているとのこと。奥さん・娘さんと3人でバイオリンを弾いているビデオが出る。よっぽど好きなんでしょうね。
この人もなかなか安定した指揮。

審査の途中、ということで秋川様が歌う。歌は「旅立ちの日に」。
千の風の2匹目か?

グランプリは、75歳のおじいちゃん。
宮本文昭をもってして、「こういう風に歳を取りたい」と言わしめた。

そして受賞の挨拶をした時に、
「音楽とは音を楽しむことです。皆さん、ぜひ音を楽しんで下さい!」
とメッセージまで送っていた。

最後は全員でカルメン前奏曲を指揮する。凄いことになっている。

自分はここのところこれといった活動はせず、こうやってイチャモンばかり付けているが、こういう人達は上手いとか上手くないとかはともかく、何しろ、こうやって出てくるだけでもすごい行動力だと思う。尊敬します。

 
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題名のない音楽会 振ってみまSHOW!③前 5/25

 ここのところ仕事が忙しくなってしまい全然更新できませんでした。
あまり仕事が忙しいのも考え物ですよね。。。
しかも病人を抱えていると本当に、真剣にそう考えます。
新聞に「息子介護」の問題が出ていた。自分は息子介護では
なかったが、こういうのを見ると、本当に人事とは思えない。
こういうテーマも少し書いてみたい気もする。今度書いてみますか。

TV朝日 日曜午前9:00~9:30
「題名のない音楽会」

以前にもやった、
<振ってみまSHOW!あなたの夢かなえます>

アマチュアが指揮をする企画だ。

(以前の)

2007年7月15日<振ってみまSHOW!②後>

2007年7月8日<振ってみまSHOW!②前>

録画しておいたのを見る。

審査員は、3月にオーボエを「置いた」宮本文昭氏、「音楽プロデューサー」という肩書きで紹介される。指揮者の岩村力氏。作曲家?この人はなんというの?青島広志。ジャーナリストの鳥越俊太郎と、秋川雅史様(本当によくテレビに出ますね、この人は)。

アマチュアの出演者の皆さんは、熱~い指揮だ。
皆、相変わらず独特のスタイルだ。
応募ビデオ(一人練習風景?)は危ないものがある。。
自分もそうやって練習してたっけ。。。

大体の人は、あまり思い入れが強すぎて、指揮としては主張が強すぎる面もあるが、ご本人はいたって楽しそう。アマチュアですからね。

小澤征爾の第九の指揮を見て指揮にあこがれ、大学オケでも学生指揮者をやったという24歳の彼(若いな~。羨ましい)。

自分のスタイルがほぼ出来上がっている。ちょっと飾りが多いが安定した指揮。第九の1楽章冒頭をやる。なぜこの地味な部分を??
この企画にしては珍しく真面目なタイプの出演者だ。

佐渡裕の指揮を見てハマッて指揮に目覚めた、という中3の彼の、踊るような指揮も、良し悪しは別として、非常~にインパクトがあった。

もう一人、10歳の小学生の男の子が印象に残った。
「展覧会の絵」のバーバヤーガをやった。棒の振り方はまだまだだが、立ち姿が、審査員にも褒められていたが、安定感があり堂々としていて、印象に残った。

こういうのを見ると、指揮というのが簡単そうに見えていかに難しいかが分かる。あまりインパクトが弱すぎてもいけないし、主張が強すぎてもいけない。音楽の表情を手・身振り・表情などで表現するにも、オーバーすぎず、必要最小限の動きでしなければならない、と思う。

プロの指揮者にも色々あってそれぞれだが、なんせ指揮者だけが、重要な役であるにも関わらず、演奏会で唯一音を出さない「音楽家」であるという不思議な事実がある。それでも心の中で音楽を歌いながら指揮をして、我慢しきれずに声が出てしまうこともあるらしい。

コバケン(小林研一郎)がうめきで有名らしいが、小澤征爾やカラヤン、バーンスタインらの録音を聞いていても、これ明らかにそうだよ、と思われる声が聞こえるものがある。「んん~。。。ウン・ウ・ウ~」てな感じ。。

自分が好きというか、理想と考えていたのは、飛び跳ねたりする指揮とは対極で、指揮しているかしてないか分からないかくらいのほんの少しの動きで、演奏はもの凄い音を出している、というのがかっこいいな~と思っていた。(これをやるのはなかなか難しい)

来週もパート2をやるらしい。次はどんな人が出る?

 
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題名のない音楽会リニューアル

TV朝日 日曜朝9時「題名のない音楽会」

前司会の羽田健太郎氏死去後、空席となっていた司会者に、指揮者の佐渡裕氏が決定とのこと。

先々週に初回があった。この時は見損ねたが、どこだったかのアマチュア団体が出たように新聞に書いてあった?

13日の2回目のは録画してちょっと見た。

演奏には佐渡氏の手兵ともいうべき(こういう言い方は少し語弊があるか?)シエナ・ウィンド・オーケストラが出ている。

しょっぱなは「キャンディード」序曲だ。
かなり佐渡氏の個人的感情というか趣味に走った企画にも思える。まあそれはいい。

佐渡氏はアマチュアにどんどん音楽の楽しさを分かってほしい、と言う願いが強くあるように思う。よくアマチュア団体を登場させることからもそれが伺え、そういう要素がこれからは強くなっていくのではないか。

そういうカラーは、山本直純氏亡き後、小澤征爾は大御所になってしまい、キャラクター的には適任でしょうね。佐渡氏は。

演奏は、う~ん。オケの原曲に近い鮮やかな響きではある。

でも、どうも、、、木管の音が少し弱い気がしてしまう。
金管はそれなりに音が出ているのだが、木管がセンが細い感じがどうしてもしてしまいます。。もっと鳴らしてもいいと思う。

これ、私の単なる個人的趣味だろうか。

それでもシエナは、今日本で一番人気と実力を兼ね備えているバンドと称されているのではないだろうか。

あと有名どころは、佼成は佼成として、大阪市音楽団がある。
好みの問題はあるが、大阪市音楽団なんかの方が演奏はプロっぽい感じがする。一見地味で好きでない人もいるかもしれないが、演奏はこっちの方がプロっぽいと思う。

シエナも、あまり知られていないが、90年結成初期の録音は、色々吹奏楽オリジナルをやっているが、ほとんど注目されていないようだ。注目され始めたのは、後半、佐渡氏と組むようになってからだと思う。ブレークするまでには少し潜伏期間があったということなのだ。

 
 
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N響ほっとコンサート2007 BS2放送!

やるやる、N響ほっとコンサート2007。

3月21日(金)10:00~ BS2

ようやくやるらしい。番組表で発見しました。

昨年やったヤツである。ちょっと遅くないかい?

昨年のN響アワー枠ではやらなかった曲もあるので
見逃さないでよかった。早速録画予約セットする。

3月20日(木)にはこんな番組も。

13:00~20:00 BS-hi

ベルリン・フィル大特集みたいなのをやるらしい。
7時間・・・・って。そりゃあやるのは嬉しいけど、、、
見るヒマないがな。。

録画したって7時間分も後で見るのが大変ですがな。。

まだ昨年末の紅白とベルリン・フィル・ジルベスターと
新年のウィーン・フィル・ニューイヤーの録画もじっくり見てないのに(笑)。

いくらなんでも節操のないプログラムではないか?

 
 
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NHK 冬、夢の景色 2/11

2月11日(月)NHK総合 19:30~20:45

1チャンネルの特番「冬、夢の景色」
副題は、「冬から春の名曲とお笑い。美しい映像のステージ」。

自分は別にNHKの支持者でも信奉者でもないのだが、ついつい見てしまった。それなりに違和感なく見られてしまうところが怖いのだが、毎度ながらこの手の番組、結構突っ込みどころのある内容でもあった。

冒頭、司会というか語りというか、、、「案内役」とかいうのか。
萬田久子が綺麗なインテリアの洋館っぽいセットで語りかけるところから始まる。最初、夕食の支度をしながら遠目で見ていたら、安めぐみかと思った。PJの演出とかぶってます。。本当にそっくりだった。
こんなんでいいのかNHK!

歌が主役というよりは、冬とか景色、とかをキーワードにしており、地方の雪景色などが多く映る。

なぜか天童よしみが「いい日旅立ち」でトップバッター。

この人は言っては何だが、体のパーツのバランスが普通の人と違っていて、長身・細身・小顔の氷川きよしなんかと並んで立った日にゃあ、見ているこちらの遠近感がめちゃくちゃになってしまう妙さだ(氷川くんは今回は出ていません。誤解のないように)。身体的特徴についてこれ以上いうと問題になるのでこれくらいにしておくが、紅白とかで小柄なこの人が派手なドレス着てたりするのも、見る度に、ディズニーランドの「イッツ・ア・スモール・ワールド」のアトラクションに出てくる人形を連想する。

森昌子「越冬つばめ」。病気していたそうであるが、最近またよくテレビに出るようになった。長いブランクと、寄る年波には勝てないか、上手いには上手いのだが、全盛期ほどのインパクトはなく、時々声がひっくり返りそうな不安定さがあり、見ているこっちの方が心配になる。この人は、あれだけの歌唱力も実績もあった人なのだから、多少ブランクがあろうが何だろうが、びくびくせずにもっと思い切って歌いたいように歌ったらいいと思う。

途中で「コメディー」と称してコントが入る。要は寸劇。
この手の微妙なコントはNHKのバラエティーならではのお得意物だ。
中川家が登場する。野口五郎も出てくる。相変わらずこの人はコントが上手い。「私鉄沿線」では相変わらずのハイトーンを披露する。

柏原芳恵がちょっとだけ出てきて「ハロー・グッバイ」のさわりだけ歌う。
後から「春なのに」をちゃんと全曲歌ったので納得。この人は皇太子が一時ファンだったという人ですよね、コンサートに行って花渡したとかいうこともあったらしいです。。(言っていいのだろうか、こんなこと)

コントまで見て、この企画、昨年か一昨年も似たようなのがあったような気がする、と思い出す。その時も中川家が寸劇で出ていた。この時は、中村玉緒とCDを出したという理由もあったが、今回は何で出たのだろう。その時の実績を買われた?

八代亜紀は「愛の終着駅」と「舟唄」の2曲歌う。
いずれも「『演歌の女王』の名を欲しいままにした」(というキャッチフレーズで語られていた)頃のヒット曲である。この人も息の長い、独特の個性を持った人である。最近はあまり売ろう、という欲がなさそうに自然体に歌っている感じがよいのではないだろうか。

杉田二郎が「風」を歌う。この人、前はもっと普通に歌っていてよかったと思うのだが、ここ数年は、桑田佳祐のような歌い方をする中村雅俊に似た歌い方をするのがどうも気になる(こういう表現で分かってもらえるでしょうか、だって本当にそうなんですもの)。

千昌夫「北国の春」。この人も相変わらず。
やっぱり千昌夫は千昌夫、という感じだ。

ここまでつらつらと来ましたが、、、

オチがなくってすみません(笑)。

 
 
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飯島 諒君

大分以前、難波薫さん(fl)のことを載せたが、最近なぜかその記事のアクセスが多いと思ったら、飯島諒君の検索キーワードでひっかかっているようです。

飯島諒君というのは、1997年にNHK教育テレビの「趣味悠々」という番組で「フルート入門」というのをやっていたことがあり(講師は工藤重典氏)、そこの初級編コーナーに、番組と一緒にフルートを始めたという、当時小学生の諒君が毎週登場していたのです。この記事に諒君のことも書いているからです。

 → 難波薫 フルート・レボリューション(2007.4/20) 参照

諒君は、一昨年、仙台だかのフルートコンクールで高校生部門1位という輝かしい成績を残したというのをどこかで見つけました。まだ、というか、もう高校生か、という感じです。ご両親はともにフルート奏者であるということも判明しました。やはり出るべくして出ていたのだ、という感じですね。。。

このまま行けばもっとメジャーになって全国区で見られる日も遠くないんではないでしょうか。
 
 
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ウィーン・リング・アンサンブル ニューイヤー・コンサート 2

ウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤー・コンサート
2008年1月5日(土)14:00 埼玉会館(浦和)

ウィーン・リング・アンサンブルとは、あのウィーン・フィルの首席メンバーからなる楽団で、小編成ながらそうそうたるメンツのアンサンブルである。

昨年、タウン誌に広告が出ていて、シュルツ氏がメンバーに入っているらしいことから、行きたいと思っていた。

ダメ元で当日券がないか会場に電話してみる。
お姉さんぽい声で「結構ありますよ~」。
なんじゃそりゃ。早速出掛ける。

S席:¥5,000、A席:¥4,000、B席:¥3,000。

空いている席を座席表で教えてくれる。なんでこんなに余ってるの?
演奏会では、全体の音がよくミックスされて聞こえる後ろの方の席と、
奏者の表情や息遣いもよく分かる前の方とどちらにするかいつも悩む。
今回は小編成なのと、シュルツ様を間近で見る目的で前の方にする。
A席4,000也で何と前から3列目(少し端の方だったが)。

メンバーは以下。みんな各セクションの首席だ。

◆ライナー・キュッヒル(ヴァイオリン)
◆エクハルト・ザイフェルト(ヴァイオリン)
◆ハインリヒ・コル(ヴィオラ)
◆ゲアハルト・イーベラー(チェロ)
◆アロイス・ポッシュ(コントラバス)
◆ウォルフガング・シュルツ(フルート)
◆ペーター・シュミードル(クラリネット)
◆ヨハン・ヒントラー(クラリネット)
◆ギュンター・ヘーグナー(ホルン)

今年のウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートには出てないくさかった人もいるが、過去には、ニューイヤー・コンサートに出てすぐ来日して、ということもあったらしい。

【演目】
1.ニコライ 歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」序曲
2.ヨーゼフ・シュトラウス 天体の音楽
3.ヨーゼフ・ヘルメスベルガーⅡ 妖精の踊り
4.J.シュトラウスⅡ ポルカ・シュネル「浮気心」
5.J.シュトラウスⅡ ポルカ・シュネル「狩」
(休憩20分)
6.J.シュトラウスⅡ オペレッタ「くるまば草」序曲
7.C.M.ツィーラー ポルカ・シュネル「人生は喜び」
8.ヨーゼフ・シュトラウス ワルツ「うわごと」
9.J.シュトラウスⅠ ジプシーのガロップ
10.J.ランナー マリアのワルツ
11.F.レハール 「メリー・ウィドー」メドレー
12.J.シュトラウスⅠ 狂乱ガロップ

アンコール
1)ツィーラー ヴィネア・ガロップ
2)J.シュトラウスⅡ ワルツ「美しく青きドナウ」
3)J.シュトラウスⅠ ラデツキー行進曲

****************

いや~、凄い。最初からトップスピードに近いノリ。
完全に楽しんで音楽をやっている。緊張するとか、間違うとか間違わないとかいうレベルではないんですね、彼らは。

ワルツ・ポルカ類は本家ウィーン・フィルのニューイヤーコンサートでも毎年同じようでいて実は違う曲をいつもやるくらい数があって、知らない曲も多いが、それでも演奏がしっかりしていて全然気にならない。音楽で言いたいことをはっきりと表現していて意図が手に取るように分かる感じだ。

ワルツなんか、びみょ~にテンポを揺らすのだが、指揮者もなしで、わずかな体の動きによる合図でビタっと合ってしまうのだから大したものだ。
我々日本人が必死こいて「1・2・3」とかやるのとは違って、彼らには理屈じゃないんでしょうね、こういうのは。

16時終演予定とあったが、全曲終わってまだ20分近くある。アンコールを期待して皆拍手すると3曲もやってくれた。最後の2曲はお約束ではあったが、ドナウなんかは本当に素晴らしかった。冒頭の弦のきざみが小さく始まり、やがてクレッシェンドするところなんか、こんな単純な音形なのに感動してしまった。

今回のような名曲シリーズのような曲でも、決して手を抜かず、一期一会の最高の演奏をしようという真摯な姿勢がひしひしと伝わって来た。

これが本場の底力なんでしょうか、編成や音量が小さいだけで、音楽の作りはウィーン・フィルそのものだ。聞いているこちらも演奏に引き込まれて行くうちに、これ、ウィーン・フィルを聞いているのと同じだよ、と思った。

この凄さ・醍醐味は、例えるならば、南米とかヨーロッパの名門サッカーチームのメンバーが来てフットサルをやるのを目の前で見る、とでもいった感じだろうか。いかに凄いか、という点で。

シュルツ様は、最初の方は編曲のせいかあまり目立たなかったが、休憩後の「くるまば草」あたりから吹きまくり・目立ちまくり。
24金フルートは濃厚で滑らかでかつ高密度な響きです。後ろの方で聞いてもものすごくよく音が響いていたと思います。来た甲斐あり!!

クラリネットのシュミードル氏。高校時代、ブラバンのクラリネットの同級生が盛んに、シュミードルとかプリンツとか騒いでいた、その人である。
クラリネットは2本も入っているが、基本的に編曲が内声の役割中心であまり目立つところは多くない。なんてもったいない、と思うが、ご本人は気にする風もなく楽しそうにやっている。

ホルンのギュンター・ヘーグナー氏、この人も名物奏者の代表格だ。
随分と歳とった感じになったが一流プロのホルンはやはり安定度抜群。
ドナウの冒頭なんか結構高めの音で難しいと思うがそこはばっちり。

あと、印象に残ったのがコンマスのライナー・キュッヒル氏。
「キュッヒルさん」と親しみをこめて呼びたくなるような、紳士的な印象の人である。

初めて生でまともに聴いたが、この人の演奏には実に深い感銘を受けた。
キュッヒルさんには「職人」とか「求道者」という表現がぴったりだ。音楽家というのは本来はこういうもんなんだろうな、と感じさせる。
音もすごく綺麗でよく通る。ソロを聞いているのと大して変わらない。
家内(バイオリン歴少し)も唖然とした感じで見入っていた。

さすがウィーン・フィルのコンマスだけある、と思った(当たり前か)。
先週のN響アワーにも登場しましたね(まだよく見てないよ~ 泣)。

日本で最近目に付くのは、音楽家というと、特にオケのコンマスとかで、妙にエッチくさい感じの人が多い。どこの誰とは言わないが、、、

芸術家→アーティスト→色気、というイメージを持っているのだろうか。
でも、それって何か違う感じがする。

****************

問題なのは、こんな凄い企画なのに、当日券が結構あったということ。

昨年9月くらいから販売開始していたらしいのに。
即日完売でもおかしくありませんよ。
ウィーン・フィルそのものなんか来日したってそう簡単に手に入らないだろうし、ものすごくお買い得だと思うが。。

ウィーン・フィル、ニューイヤー・コンサートという文言は、クラシックになじみの薄い人でもポイントが高いキーワードだと思うのだが。。。

ワルツなんかをやる、ニューイヤー・コンサート系の企画は一頃注目されたが、かえってありがたみが薄れて来客率が落ちるのだろうか。

いかんよ、興行主の宣伝方法の問題じゃないでしょうか。

聴衆側も、こういうのを見落とさずに聴きにいかなきゃ。

長くなりました。

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ニューイヤー・コンサート

おひさ。。。

朝ドラ評をやめてから、なかなかモチベーションが上がらず、しばらく投稿しないうちに、年が明けてしまいました。

朝ドラといえば、今回の「ちりとてちん」もなかなか面白いですね。
今度少しコメントしてみようかとも思う。

久々の投稿に相応しい話題を。
もう大分経ってしまったが、

ウィーン・リング・アンサンブルのニューイヤー・コンサート
2008年1月5日(土)埼玉会館(浦和)

ウィーン・リング・アンサンブルとは、あのウィーン・フィルの首席メンバーからなる楽団で、小編成ながらそうそうたるメンツのアンサンブルである。
暮れからタウン誌の広告などで見つけて、行きたいと思っていた。

しかし、病人を抱え、子供は平日は近所のじじばばに預かってもらっているという状態で、そんなのに行ってる状況じゃないだろう、とあきらめていたが、この日は子供がじじばばの所がいい、と言い出したため、がぜん行きたくなってきた。

会場に電話し、当日券が残っているかダメもとで聞いてみたところ、結構空きがあるらしい。これは行くしかない!と家内と二人で行くことにする。

私のお目当てはもちろん、シュルツ様(ウォルフガング・シュルツ、fl)。
ムラマツの24金フルートを吹きまくる御仁である。

う~ん、なかなか素晴らしい!

詳細は、、、つづく。(笑)

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N響ほっとコンサート?

久々の投稿。

今年のN響ほっとコンサート。

この間N響アワーでやった。
昨年は、その後、コンサートの全曲をBS2で後日やった。
N響アワーで、その日程の案内もあった。

今年もそれを踏襲してやるかと思ったが、未だにやっていなそう?
BS-hiでは9月26日にやったようだが見損ねた、、、

N響のホームページに放送予定があるのだが、そこでも12月までは予定がなさそう。なんでやんないの?見落とした?8月分からチェックしていたんですが。。。

早くBS2でやってくれぇぇぇ!
きっと忘れた頃にやるんだろうな。

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見たぞ N響アワー・ほっとコンサート

見ました。8月5日に行われた、今年の「N響ほっとコンサート」の模様、
昨日・9月2日のN響アワーでやったのを見る。

放送したのは以下。

-------------------------------------------
2007年8月5日 NHKホール 指揮 山下一史

「キャンディード」序曲(バーンスタイン)
ビオラ協奏曲 第3楽章(ホフマイスター) Vla:佐々木亮
愛のあいさつ(エルガー) Vc:木越洋
コミック・ポルカ「小言の多いおじさん」(フチーク) Fg:水谷上総
チャルダッシュ(モンティ) Vn:篠崎史紀
サンチェスの子供達(マンジョーネ) Flg hrn:津堅直弘
パントマイム(スパーク) Euph:外囿祥一郎
キャリオカ(ユーマンズ) Tub:池田幸広
吹奏楽のための組曲第一番(ホルスト)
-------------------------------------------

キャンディードはまあまあ。
ビオラ協奏曲。あまり馴染みがないが、なかなか上手い。
木越さんは、チェロには珍しく、立ってソロ演奏。

ポルカは初めて聞く。フチークといえばフローレンス行進曲くらいしか知らなかった。水谷氏はおじさんの扮装で演技しながら、演奏までわざとヘタウマに吹く凝りようである。譜面はどうなっているのだろう。。

これを見て、やっぱりファゴット吹きだなあ、、、と妙に感心する。大学オケの時も、ファゴットといえば、毎年「ヘンなパート」上位に選ばれる、と自称(自慢)しているようなパートで、変り者が多いパートとされていた。(ちなみにもう一つの「ヘンなパート」上位はチェロだ。ここも変り者が多い・・・)
ちょっと真面目な人なら、頼まれてもここまではなかなかできない(笑)。
本人もある程度やる気がないとここまではできないでしょう。。。

篠崎コンマスは、子供用のちっこいバイオリンでチャルダッシュを弾く。
音程の間隔が通常サイズの楽器とは全然違うだろうに、こういうことは誰にでもできることではないですよね。凄いことをするもんだ。

「サンチェスの子供達」以降は吹奏楽編成での演奏。

サンチェスは、、、何だろう。。。
伴奏ブラスは音はよく出ているが、フツーのブラバンみたいな演奏になっていた。テンポ設定とかリズムの取り方の問題?低音の「ボボボボボ・・・」のリズムはばっちり決まっていた。こういうジャズっぽい曲は、ついアップテンポでやりたくなるが、ちょっと遅めでスイングして、ちょっとひきずるような感じでやるのが本当はシブイのだ(それで「聞かせる」のは結構難しいが)。バリバリのクラシック奏者にジャズを吹かせるのはやはり無理があるのだとも言える。

津堅さんのフリューゲルホルンのソロは、ちょっと堅い感じ?こういう曲は、フリューゲルという楽器の持ち味もそうだが、もっとこう、ゆったりと、漂うようなふわーっとした感じがあった方がよいのだ。こう言っては何だが、津堅さんは上がり症なのか、アップだと表情も明らかに堅く、見ている方がハラハラしてしまった。。。

昔聞いたニュー・サウンズのと少し編曲が違う感じ?がする。中間部のゆっくりするところもカットされていた?この中間部は、ホルンのソロがあって、最後にハイEだかの音で終わるのが難度が高く、ホルン吹きにはあこがれであり、鬼門でもありますよね。こういうのこそ、N響さんでビシッと決めるのを聞いてみたかったものである。

サンチェスと言えば、高校生の頃、ニュー・サウンズ・イン・ブラスで一時流行った曲だ。85~86年頃だったと思う。同じ学区のあちこちの学校でやっていた。トランペットと言えば、大体どこの学校にも、ちょっと目立ちたがり屋タイプの、ちょっと上手くて、ちょっとカッコマンタイプで他校にも名前が知れているような人が一人はいて、そういう人がソロを取りたくてこの曲をやっていたと言っても過言ではないと思う(多分?)。

この曲をやるために、わざわざフリューゲルを買った、とか、誰それに借りた、とかいう話があちこちであった。あと、「フィール・ソー・グッド」みたいな曲も同様で、地区で合同演奏みたいなイベントがあると、ソロの奪い合いになっていたりしたものである(笑)。

スパークの外囿さん。この人はやっぱり凄いですね。かなり超絶技巧なこの曲も安心して聞いていられる。完全に楽器をコントロールしている感じ。この人が普通の音大→プロでなく自衛隊音楽隊の道を選んだ経緯をどっかで見たか聞いたかしたが、唸った記憶がある。普通のプロでなくてもこういうことができるのだ。あの気迫あふれる演奏の様子からは、決して天才とかではなくて、相当の「練習の鬼」タイプの人だという感じがする。真摯な姿勢が伝わってきます。

チューバ・池田さんのソロも珍しい。なかなかである。この楽器はF管?
バルブが6つもある。同業者には見ればすぐ分かる?普通のB管とかとは大分音色が違う感じ。高音から低音まで綺麗に音が出ている。さすが。

一番の期待のホルスト。

冒頭低音の主題。よく音が出ている。
お、昨年はオール・トランペットだったり、C管使ってたりしたことに不評の声も出ていたが、今年はコルネットもちゃんと使っている。コルネットの1番は栃本さん。

次のクラリネットも、長いフレーズ感で音がよく出ていてよい。

全体的にかなり音がよく出ていてよい。低音が充実している。
所々、縦の線が少し乱れる感じはあるが、重厚な演奏である。

でも・・・何だろう。。。

曲の仕上げ方の問題だろうか。もう少し練り上げ方が足りない感じがした。演奏の完成度としても同様で、楽器間の音量バランスも少しよくないところがあった。きっと合わせ練習がせいぜい2~3回とかいう感じでやっているのだと思う。昨年の時も、完成度が低いという声もあったが、ホルストの方が、言ってみれば古典のような曲で、「ごまかしが利かない」タイプの曲であるせいもあるかもしれない。

昨年のアルメニアンの時は、N響吹奏楽が初めてということもあり、半信半疑で聞いたので「その割に」好印象を持ったのだと思う。今回はその印象から、かなり期待を大きくして聞いてしまったので、こういう感想になったのかもしれない。

この曲は個人的に、随分聞き込んでいたのと、思い入れが強いこともあって、かなりイメージが固まってしまっているのもあって、それを基準にしてしまうと、少し期待にかなわない部分があったのが正直な所である。

でも、この曲を初めて聴く人とか、会場で生で聞いた中高生とかにインパクトを与えるには十分な演奏ではあったと思います。

放送の録音では、フォルテになった時に、音がミキシング?のキャパシティをこえてつぶれてしまっている感じがした。生演奏ではすごい迫力だったのではないだろうか。

個々の楽器の音はすばらしく、昨年同様、吹奏楽の演奏体としてのポテンシャルの高さは十分に示されていたと思う。(ホルストの感想は別途もう少し詳しく述べたい。。。)

しかし、何ですね、池辺晋一郎大先生のオヤジギャグは、最近鳴りを潜めていたと思ったら、炸裂しまくりでした。紹介するのもためらわれるので省略します。やっぱり大先生なので、NHKの制作サイドは何も言えないのだろうか。。。

昨年の「ほっとコンサート」は、N響アワーで紹介した際、後日BSで全曲やります、と案内があったが、今回はなかった。今年はやらないのだろうか(9/25現在)。昨年ほど出来がよくなかったのだろうか・・・? 

昨日(9月26日)朝のBS-hiの「N響ハイビジョン演奏会」でやったらしいことに先程気付く。ショック。見逃していた。。。最近の傾向だと、ハイビジョンで一番にやって、その後BS2とか、で地上波、というパターンが多い。ハイビジョンが見れるように早く地デジにしなさい、という姑息な宣伝手法だ。BS2でそのうちやりそうだが、まだ放送予定では確認できていない。まさかもうやっちゃった、ということはないと思うが、、、いまいましい!

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