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N響アワー 6/23 ホルン特集

1週間遅れで、タイムリーではなくなってしまいましたが、、、

6月23日のN響アワー「もっと知りたい、ホルン」をようやく見る。
N響首席の松崎裕氏がゲスト。

この間のトランペットに続き管楽器。

松崎さんと言えば、と例の97年9月6日のスヴェトラーノフ指揮のチャイ5の2楽章ホルンソロのさわりが映る。この演奏、何度も取り上げられている。それほどに名演だったとの評価なのだろう。

----演奏情報----

ブルックナー 交響曲第4番~第3楽章
 2002.4.10 NHKホール スクロヴァチェフスキ指揮

ワーグナー ジークフリートから
 2003.4.6 新国立劇場公演より

シューマン コンチェルト・シュトック
 98.11.24 オーチャード・ホール
 ホルン:松崎裕 樋口哲生 大野良雄 一色隆雄
 サヴァリッシュ指揮

ラインベルガー ホルンソナタ~第3楽章
Pf:広海滋子 (スタジオ演奏)

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松崎さんは芸大卒で、新日フィルに入った後、ドイツに留学している。
そして1976年にあのバイエルン国立歌劇場管弦楽団に入団している。
ベーム、マゼール、クライバー、クーベリック、シュタイン等の名だたる指揮者の下で演奏したという。筋金入りな訳だ。そしてもちろんバイエルンの音楽監督を務めていたサヴァリッシュとも。

ホルンができるまで、と称して「某大手楽器メーカーの金管楽器工場」というのが紹介される。大手で金管を作っている、と言ったらまあヤマハくらいのものなのだが、NHKなので明言はしない。

職人さんがハンドメイドモデルの加工をしている場面で、曲げた管に型木のようなものをあてて確認する作業、型木に「YHR601」と書いてある。
やっぱりヤマハだ(笑)。マイスターのエプロンにもヤマハと書いてあった。

スタジオで、ホルンの楽器紹介。ナチュラルホルン、ウィンナホルンに続いて、F管だが、通常のF管の半分の管長であるデスカント・ホルンという楽器が紹介される。これは珍しく、初めて見る。ピッコロトランペットと同じく、ハイトーン向けの楽器ということであるが、松崎さんは、高い音が出やすいというよりは、確率の問題です、、と言う。含蓄のある言葉だ。

確かに、金管楽器の音域の上限は理論上は限界がないことになっている。それでも人間が吹く以上、実質の限界線はあり、管長が短い楽器の方が確実に高い音は出る。でも短い楽器を使えば誰でも普通に高音が出るわけではない、という事実を上手く表した言い方だと思う。

フルートとピッコロも似たような関係だと思う。
(ピッコロで高音をきれいに出すにはそれなりの訓練がいる)

シューマンは、98年の演奏で、松崎さんがそのデスカント・ホルンを用いて1番を吹いている。

この曲は、2003年7月のN響アワー「名演奏プレーバック」で、
ペーター・ダム、バリー・タックウェルと一緒に紹介された巨匠、
ヘルマン・バウマンが吹いた82年6月23日という演奏で見たことがある。

バウマンが1番で、以下、田中正大、松崎裕、山本真というメンツである。
この時のバウマンは多分普通のB管(多分)で吹いていたように思う。
ナチュラルホルンの名手とも言われたバウマン、このハイトーン連続の1番パートを難なく、ほぼ完璧に吹いていた。驚愕である。

冒頭を見た瞬間、「ん?どこかで聞いたことがある」と思った。
大学オケのホルン軍団が練習の合間に集まって遊びで冒頭さわりの部分をよく吹いていた気がする。ホルン奏者にとっては外せない曲なのだろう。

今回の松崎さんもほぼ完璧な演奏だったと思う。
やはり筋金入りなのである。

スタジオ演奏は、やはりはっきりした音。ホルンの勉強をしたい人には絶好の映像であるが、金管楽器はもっと広いところで聴く楽器だと思う。

 

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投稿: 774 | 2009年4月24日 (金) 20時27分

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