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のだめ効果?クラシック流行?オケ語

続編です。

ドラマ「のだめカンタービレ」でも「Sオケ」などと言っていた。「オケ」は「オーケストラ」の略で立派に業界用語っぽい。

もう随分前になるが、都内の某大学のオーケストラに入ってから、色々な隠語というのか業界語というのを覚えた。部内ではこういうのを「オケ語」と言っていた。初めて聞いた時は「ん?」と思ったが、いつの間にか染まっている自分がいた。略語の類も入っているが、面白いのでいくつか紹介しようと思う。

まず、音階に因むもので、これはクラシック系に限らず音楽業界全般でどうやら使われているらしいが、音名を数字に当てる数え方である。

基本:ドレミファソラシはドイツ音名で、C(ツェー)、D(デー)、E(エー)、F(エフ)、G(ゲー)、A(アー)、H(ハー)だ。

入団すると、1年生はC年(ツェー年)と呼ばれる。以下、2年生はD年(デー年)、3年生はE年(エー年)、4年生はF年(エフ年)という訳だ。ちなみに、留年すると5年生になるのでG年(ゲー年)、ということになるのだが、これが動詞形となって、留年することを、G年る(ゲネる)、G年った(ゲネった)、名詞形だとG年り(ゲネり)などと言っていた。

また、お金の数え方でもこれを使う。飲食店などでお勘定を精算する時なんかに、
「じゃあ、1人CG(ツェー・ゲー)ね」・・・1-5なので1,500円のこと。 とか
「DG(デー・ゲー)ずつね」・・・2-5なので2,500円 とか
「D(デー)千」・・・2,000円、
「G(ゲー)千」・・・5,000円
「C万(ツェー万)」・・・1万円

などと使う。今思うと結構ヘンだ。本当にギョーカイの人みたいだ。

練習の時。

【Tutti(テュッティ)】:本来は音楽用語の「全奏」とか「斉奏」。全体合奏、合奏練習のこと。

【さらう】:練習すること。おさらいのこと。指揮者の先生の「100回さらいなさい」が出るとかなりヤバイ。

【どソロ】:無伴奏、あるいはそれに近い状態でのむき出しのソロ(独奏)のこと。「ど」は強調の接頭辞。奏者の緊張は尋常ではない。有名なのは、ドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」冒頭のフルート・ソロ、ラベル「ボレロ」など。

【落ちる】:自分の吹く(弾く)べき場所の演奏が続けられなくなる、あるいは長い休符の後、途中から入れなくなること。練習が足りないと「落ちまくる」ことになる。

【コンマス】:コンサート・マスターのこと。普通、1stバイオリンのトップ(首席)でオケのリーダー。

【インペク】:インスペクターのこと。練習計画や進行の責任者。

【ストバイ】:ファースト・バイオリンのこと。「セコバイ」はセカ(コ)ンド・バイオリン。

【プルト】:弦楽器の編成単位(2人一組のペアで、一緒の譜面を見る)のこと。1プル、2プルなどという。

【アシ】:アシスタントの略。管楽器で、正規の奏者の補助的役割の奏者のこと。例えば、1番奏者のアシスタントは1アシ(2番奏者とは別モノ)。音量の補強が必要な部分を一緒に吹くとか、場合によっては交代して吹くなどする。

まだあったような気がするが、ぱっと思い出せない。。。改まって解説しようとすると、上手く表現できているか自信がない。

これ以外にローカルなものがあるのだが、これは当事者でないと聞いても面白くないので、紹介できないのが残念である。ここに挙げたのは大方、一般的に共通しているものと思う。

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