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難波薫 フルート・レボリューション

お待たせしてすみません。

先日のムラマツで見つけた難波薫さんのCD。

このあいだ石丸でCDを買った時におまけにもらったポストカードが彼女ので、ちょっと関心を持っていましたが、Jクラシックの購入には慎重になっている私は、すぐに手が出せない(どうしてかはこれ以上は言えません)。試聴用のがあったのでざっと聞いてみました。

すごく近いところで音を拾っている感じの録音です。金管や、リード楽器のように吹いた息が全部管に入って音になる、というのと違い、フルートは息音が結構するので、あまり間近で聞く楽器ではなく、広いところにフワーっと響くような音がすごくきれいに聞こえると思います。なので、フルート演奏の録音というのは録り方によって随分聞こえ方が違ってきます。

オケの中のフルートとかオケ伴のコンチェルトなどの場合は、物理的にある程度のスペースが録音でも必要となるので、適度なホールトーンが入りますが、ソロや室内楽の場合は、すぐ近くで音を拾うようで、すごく生々しい感じの音がします。録音と生の音がこれほど違う楽器も少ないのではないかと思います。

どの楽器もそうかも知れませんが、フルートの場合は特に感じます。ですから録音で聞く場合は、生だとどんな感じに聞こえるのだろうか、と想像しながら聞かないと、これを手本にしようとするとおかしなことになります。これは非常に難しい問題だと思います。

細かい息遣いやアタックの音が聞こえ、あまり「きれいきれい」という音ではありませんが、予想を裏切り(失礼)、力強い音でしっかり吹いている感じがしました。広いところやオケをバックに吹くソリストとしてはこのくらいしっかり吹くのがいいのではないでしょうか。沼尻さんは指揮者ですが、ピアノ伴奏で参加(上手です)。買ってみたい1枚と思ったが、既に予算オーバーだったので断念。

この人、どこかで見たことがある、と何となく思っていたら、分かりました。以前NHKの「趣味悠々」という番組で「フルート入門」というのをやっていたことがあります。

講師はなんとあの工藤重典氏。97年(H9年)放送で、最終回だけなぜか録画が残っていました。

当時ご覧になった方もいるかと思いますが、この番組は、初級編で、番組と一緒にフルートを始めたという、飯島諒くんという小学生の男の子が生徒として出ていて、その利発そうな彼の姿がまるで、フルートを始めた頃の自分のように見えて(ウソ)、非常に興味深く見ていました。初級編は中高生とか大人でなく小学生だったのがミソで、よかったと思います。

その最終回、中級編の生徒として出てきた若い女性。確かに難波薫さんです。当時音大2年と紹介されていました。背がすごく高い。工藤さんも結構大柄だと思うが、並ぶと同じくらいに見える。(無断で画像とか載せたら怒られるんでしょうね)

課題曲は「ロッシーニの主題による変奏曲」。この曲は後ろの方はかなり難しく、これが中級の曲か?と思いますが、、、。初めのうちは少し緊張した感じ(当たり前か)でしたが、ほぼ完璧に吹いていました。ただ、彼女は必死に吹いている感じなのに対して、工藤さんは模範演奏でヒョロヒョロっといとも簡単そうに吹くので、やはり年季というか格の違いというものがあるもんだ、とそっちの方に関心を持って見ていました。そういうことで印象に残っていたのですが、やはり出るべくして出ていた人だったのだと思った次第です。

調べると、高校から桐朋で、大学は首席卒業のようです。研究科も出ていて、その後様々なコンクールで入賞しているようで、すごい経歴です。やっぱり買ってみようと思っています。。

フルート・レボリューション

難波薫(fl) 沼尻竜典(pf)

Kaoru001  

 

 

 

  

 

1. ヴィヴァルディの春 第1楽章アレグロ 
2. ヴィヴァルディの春 第2楽章ラルゴ・エ・ピアニッシモ・センプレ 
3. ヴィヴァルディの春 第3楽章田園舞曲 アレグロ 
4. 初見用小品(1881年用) 
5. 初見用小品(1887年用) 
6. 演奏会用スケルツォ 
7. コンクール用小品 
8. ロッシーニの主題による変奏曲 
9. フルート小協奏曲 第1楽章ラルゴ 
10. フルート小協奏曲 第2楽章無言歌 アンダンティーノ・センプリーチェ 
11. フルート小協奏曲 第3楽章アレグロ・ヴィヴァーチェ 
12. 小間奏曲 
13. スケルツェット 
14. 奈良 第1曲 寺の静寂 
15. 奈良 第2曲 聖なる鹿たち 
16. 奈良 第3曲 大仏 
17. アレグロ・コンチェルタンテ第1番 
18. 魔笛の主題による変奏曲 
19. 帰ってきたワンダバ 
20. Mi-Yo-Ta 

しかし、19のワンダバ(ウルトラシリーズの作曲者・冬木透氏の書き下ろし)などの企画モノに象徴されますが、ライナーノーツにはプロデュースサイドの話ばかり載っていて、難波さんの事は最後に経歴が載っているだけで、ジャケットは彼女のアップ写真だが、彼女をフィーチャーしたアルバムなのか、彼女じゃなくてもいいじゃん、と感じさせる作りになっていて、ちょっと疑問を感じます。

 

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