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N響アワー 4/22

4/22のN響アワーを見ました。
ゲストは さだまさし。

ゲストを呼ぶ回はトークが多く曲が少ないのだが、珍しい曲などやるかもしれないので一応チェックしなくては、と思い一通り見る。

この人は、「鶴瓶の家族に乾杯」テーマソングに代表されるような、最近の明るい健全なイメージよりも、昔の病弱なイメージの頃の少し暗めの歌の方がよかったと思う・・・。小さい頃からバイオリンを習い始め、一時はバイオリンでプロを目指したこともあるという経緯で今回の出演となった模様。

さだ氏は深夜放送や最近はNHKのトークライブもやっていてそのトークの面白さでも有名だが、池辺晋一郎大先生のダジャレに乗る乗る。。。よくこの番組の傾向を分かっている。

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その1
(さだ氏が)3歳からバイオリンを始めたという話から、
池「お山に生えている山菜ね・・・」
さ「天ぷらにしてもおいしいですね・・・」

その2
(さだ氏が)クライスラーの曲が好きという話から、
池「ボクは『明るいスラー』も好きなんですよね・・・」
さ「今日はダジャレでお届けします・・・」

その3
(さだ氏と故山本直純氏の)桜の花見の話から、
池「月見で毎年同じ月を見たら自分の月だ」(よく分からない)
さ「(話が)ツキませんねえ・・・」

その4
(同)鮎釣りの話から、
池「アーユー・アユ?(Are You ayu(鮎)?)」

その5
(さだ氏が)映画でモルダウに日本語歌詞を付けた話から、
池「ボクはしがない(詞がない)作曲家だから・・・」

その6
その時の映像と歌が少し流れ、
池「チェコっと(ちょこっと)だけね・・・」
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しかしいくら何でも、公共の放送でこのダジャレのオンパレード、ここまでやっていいのだろうか。いつもにも増して炸裂しまくりである。大体いつもは一発か二発くらいなのに・・・。ちょっと悪ノリしすぎではないだろうか。高橋美鈴アナもさすがにたじたじだった。

局側は「そういうの、止めて下さい」とか言えない程、彼は偉い先生ということになっているのだろうか。親しみを持ってもらおうとしているのは分かるが、クラシック関係者はみんなああいうセンス、と思われると困ってしまう。それとも「台本」っていうことはあるのだろうか?

池辺晋一郎というと、「風の子守唄」とか「淋しいおさかな」(別役実作詞の合唱曲です)とかの叙情的な名曲の印象があり、また「独眼竜正宗」など、大河ドラマのテーマ音楽も結構面白い曲を書いている。

独眼竜正宗のテーマは当時、バンドジャーナルだかの付録で譜面が付いたこともあり、一時あちこちの学校の吹奏楽部の演奏会でやっていた。確かに金管が目立つところが多く、吹奏楽向きではあった。本人を知らない頃は、一体どんな人なのだろうと思っていた。あのギャグセンスと曲のイメージが結びつかない・・・。一体どこからあのメロディーが出てくるのだろうか(笑)。

◆◆◆<曲目>◆◆◆
・チャイコフスキー バイオリン協奏曲から1楽章
 バイオリン:ヴィヴィアン・ハーグナー 
 指揮:マティアス・バーメルト 
 演奏:2005年11月12日

・ ヨハン・シュトラウス ワルツ「ウィーンの森の物語」 
 指揮:ハインツ・ワルベルク
 演奏:2004年2月19日

・スメタナ 交響詩「モルダウ」
 指揮:ネルロ・サンティ 
 演奏:2004年9月24日
 →これって先週の「ローマの松」と同じ日だ・・・
◆◆◆

チャイコフスキー。しかし後半の方、あの有名なメロディーのバックで管楽器がでかい音で刻みの伴奏をやるところなどは、重厚でいかにも「チャイコフスキー臭い」感じがする。悲愴(交響曲第6番)や、3大バレエ曲などもそうだが、この「くどさ」=「分かりやすさ」となり、クラシック入門者に人気があり一度はハマる(いずれ卒業する時期が来る)のがチャイコフスキーであるのが納得できる。

ハーグナーのバイオリンは綺麗な音で、技術的にも難しそうなこの曲をきちんと弾きこなしている感じ。しかし管楽器奏者の自分にとって、弦楽器というのは、この人は上手いとか好き、とかいうのはある程度分かるが、その人が一体「どのくらい」上手いのかとか、他の人と比べてどうかという点についてはあまりよく分からない。こういうことは同じ楽器の「同業者」が一番分かるのだと思う。バイオリンならバイオリンをそれなりにやった人の見方はまた随分と違ったものであると思う。

ワルツは、N響が真面目にやっているという感じ。ウィンナ・ワルツのリズム感って本当に難しいのだと思う。

モルダウは、鑑賞教室で有名な名曲シリーズだが、後半に進むにつれ、結構重厚な展開になり、金管なども活躍する。この曲のメロディーはつくづく「日本人好み」だと思う。サンティの指揮は、少し前まであまりピンとこなかったのだが、このあいだの「ローマの松」とか、今回のも、集中力と気迫を感じて、やはり巨匠と言われているだけのことはある、と唸った。

ところで、このサンティさん、

ヴォルフ・フェラーリ作曲・「マドンナの宝石」間奏曲
ネロ・サンティ指揮 パリ音楽院管弦楽団

というのを、随分前から名曲シリーズ系録音で必ずと言っていいほど見かけるが、これって同一人物なのだろうか?どなたかご存じないでしょうか・・・。

ちなみに次回は「もっと知りたい トランペット!」。ゲストはN響首席トランペット奏者の津堅直弘氏。トランペットのウンチクや名曲が聞けると思われます。

長くなってしまったので、この続きは

 N響 チューバ協奏曲 を参照下さい。

 

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ヴィヴィアン・ハグナー(ハーグナー)は1976年ミュンヘン生まれのベルリン育ちで、韓国人の母とドイツ人内科医の父を持つ。12歳でハンブルグ管弦楽団と共演しデビュー、BPOのコンマスを務めたトーマス・ブランディスのほか、トーマス・ツェートマイアー、ピンカス・ズーカーマンらに師事。共演したズービン・メータや内田光子もサポートを惜しまないという彼女は、日本でも2001年の初来日以来着実にファンを増やしている注目株。CDはソナタ系のアイテムがEMI(廃盤)やALTARAから発売されているが、純粋な協奏曲はCDフォーマット初音盤となるはず(1990年、イスラエル・フィル・デビュー時ライヴのサン=サーンス「序奏とロンド・カプリツィオーソ」が ARTHAUS から映像で発売されている[100-069])。

投稿: fan | 2008年1月23日 (水) 22時31分

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