« カラヤン初体験 | トップページ | 誕生日だ »

フェネル・クリーブランド管

ちょっと待て。カラヤンが初めてと書いてしまったが、よく考えると、マーチからカラヤンに行く間にはもう少し色々聞いていたような気がする。カラヤン/ベルリン・フィルのインパクトがあまりに大きかったせいで記憶から抜け落ちていたのだろう。最初に「ハマッた」のがカラヤン、というのが正しかった(失礼)。

当初は吹奏楽系を多く聞いていた。初期のイーストマン管楽アンサンブルとか、フェネル/クリーブランド管による吹奏楽とか。佼成(東京佼成ウィンドオーケストラ)も聞いた。

部活でイギ民(V.ウィリアムスの「イギリス民謡組曲」)をやったので、とイーストマンのを買い、そこに入っていたホルストの一組・二組(吹奏楽のための第一組曲・第二組曲)等を知った。当時イギ民は周りの学校でなぜか流行っていた(ここらへんはお決まりのパターンですね)。

これらで持っているのはCD以前なので、全てLPレコードである。

イーストマンのは1950年代の録音で、モノラル(擬似ステレオとされてるのもある)だが、その演奏の迫力、壮大さは録音状態の悪さをまったくと言っていいほど感じさせない。音楽学校の吹奏楽アンサンブルだから、血気盛んな若い奏者達の元気がびんびんと伝わってくるような演奏である。第一組曲の1楽章シャコンヌは、ものすごくゆっくりなテンポだが、最後のヤマに向かう長大なクレッシェンドには目(耳)を見張るものがある。2・3楽章は異様にテンポが速いが、若さとパワーで押し切っている感じ。CD化はされているのだろうか。多分曲目からするとこれがそうらしいが、在庫切れだ・・・

ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番
 フレデリック・フェネル指揮 イーストマン・ウインド・アンサンブル
  1. 吹奏楽のための組曲第1番変ホ長調(ホルスト) 
  2. 同第2番ヘ長調(同) 
  3. イギリス民謡組曲(ヴォーン・ウィリアムズ) 
  4. 行進曲風トッカータ(同) 
  5. ヒル・ソング第2番(グレンジャー) 

   1994/6/5発売とあるが、録音は1950年代だ。

クリーブランドのはこれだ。LPの時は3枚の別々の録音だったと思う。

  

これこれ、このジャケット。左のは3枚分から1枚に再構成されている。

(1~3と、4・8~10、5~7)それぞれ、他の曲ももっと色々入っていた。

 ホルスト:吹奏楽のための組曲第1番&第2番
  フレデリック・フェネル指揮 クリーヴランド管弦楽団管楽セクション
  1. 吹奏楽のための組曲第1番変ホ長調op.28-1(ホルスト) 
  2. 吹奏楽のための組曲第2番ヘ長調op.28-2(ホルスト) 
  3. 王宮の花火の音楽(ヘンデル) 
  4. 3つのファンファーレ~オリンピックのテーマ(アルノー) 
  5. バーナムとベイリーのお気に入り(キング) 
  6. ラデツキー行進曲(J.シュトラウス1世) 
  7. 星条旗よ永遠なれ(スーザ) 
  8. イギリス民謡組曲(ヴォーン・ウィリアムズ) 
  9. リンカンシャーの花束(グレインジャー) 
  10. シェーパーズ・ヘイ(グレインジャー) ※〈CD/SA-CDハイブリッド仕様〉 

  2005/3/23発売とあるが、録音は1978~1979頃のはず。

右のがこのジャケットのLPと同じ曲目のものだ(これも現在在庫切れ?)。これと、マーチとイギ民のを再編集した2枚は大人になってからCDを後からわざわざ買った。

 (曲目)1. 吹奏楽のための組曲第1番op.28-1(ホルスト) 
      2. 吹奏楽のための組曲第2番ヘ長調op.28-2(ホルスト) 
      3. 幻想曲ト長調BWV572~グラーヴマン(バッハ) 
      4. 王宮の花火の音楽(ヘンデル) 

この辺のは、当時黎明期にあったデジタル録音を使用し始めたテラーク社の名声を決定付けた名録音、と言われている。今ではデジタル録音が当たり前なので、今聞くと当時ほどの感動は薄れてしまっているが、アナログ録音を聞きなれた耳にとって、このホルストの録音はもの凄い衝撃だった。

演奏も凄いし、録音もよい。音がとてもクリアーで、個々の楽器の音もよく聞こえる上、全体の響きもよく捉えられている感じだ。そしてダイナミックレンジの広いこと。シャコンヌを最初の音量のままで聞いていたら最後にえらいことになった。

演奏のよさのせいもあると思うが、あと当時特に印象に残ったのはグレインジャーの2曲。木管低音のいわゆる特殊楽器群などの音色の特徴がよく分かり、ただの低い「ブー」という音ではない彩りの豊かさが感じられる。他の曲も書ききれないが、いずれ劣らず素晴らしい。解説にも書いてあったが、アメリカの主要オケの管楽器奏者はイーストマン出身者がすごく多く、大半が学生時代にフェネルの教えを受けたはずであり、この経緯があるからこそ、息のあった絶妙の演奏になっている、とある。

今学校等で現役で吹奏楽をやっている人達はやっぱりシエナなのだろうか。クリーブランドのをまだ聞いたことがない人はぜひ聞いてみて欲しいと思う。オケ吹きのやる吹奏楽というのは根本的に響きが違うと思う(詳細は別途)。

オケ物は、小澤征爾/ボストン響のをまず買った気がする。ベートーベンの「運命」・「エグモント」序曲が入ったのと、ビバルディの「四季」だ(共に1981年の録音)。なぜこれかというと、まだ有名な指揮者は小澤征爾くらいしか思いつかなかったのと、これも同じテラークだったためだ。これはなかなかよかった。四季は教会で録音されたそうで、ものすごくクリアーかつ艶やかな音で、まるでその場にいて聞いているような気がした。運命も演奏はオーソドックスだったと思うが、小澤征爾特有の集中力と、音質の良さが印象に残った。(当時はまだその程度の耳しかなかったのね。。)

  

これだ、これ。今手元にレコードプレーヤーがなく、運命のはテープに落としてなかったので聞けない。買いたい。。

ランキングご協力お願いします

人気ブログランキング【ブログの殿堂】

人気blogランキングへ

にほんブログ村 クラシックブログへ

|

« カラヤン初体験 | トップページ | 誕生日だ »

文化・芸術」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: フェネル・クリーブランド管:

« カラヤン初体験 | トップページ | 誕生日だ »